原 理
塩ビパイプに表裏2枚(2ゲージ)のひずみゲージを貼り付け、そこから地上に向けコードを伸ばしてある。ひずみゲージを貼り付けた箇所に念入りな防水加工を施し、地下水などの浸入を防ぐとともに、十分な絶縁性も確保されている。パイプに外部から力が加わるとパイプが曲がる。その曲がりをひずみゲージで検出し、ひずみ値として出力する。片側に圧縮、反対側に伸びのひずみを発生(技術資料参照)するため、出力は2倍となる。
パイプひずみ計は非常に高感度で、わずかな地中の変動をも検出することができる。これにより、地すべりの進展状況が推察でき、地すべり方向の断面で数箇所ボーリング孔に埋没し、各項のひずみ(曲がり)の最も大きい地点を結べば、すべり面の位置(深度)と全体の形状を知ることができる。またその性質から、未知の地すべり面を見つけることも可能である。